まずはマッチングサービスの基本について解説します。ビジネスモデルやターゲットごとに、マッチングサービスの種類が異なります。
マッチングサービスとは、異なる2つのグループから1組ずつを結びつけるデジタルサービスです。簡単にいうと、それぞれ違うものを求めている2組を、ひとつにつなぎ合わせることです。
例えば、婚活が目的のサービスなら、結婚したい方同士を組み合わせる形です。人材系のマッチングサービスなら、働く人を求める事業者と、仕事を探している求職者を引き合わせます。このように様々な業界で、マッチングサービスが使われているのです。
マッチングサービスには次の4つのビジネスモデルがあります。
プラットフォーム型は、利用者同士の直接的なやり取りが可能です。例えば、フリマアプリ・サイトの場合は、買いたい方と売りたい方が直接やり取りをして、購入まで進むことができます。運営が仲介をする必要がないため、利益率が高いビジネスモデルといえます。
仲介型は、利用者同士のコミュニケーションに対して運営が間に入る形です。転職のマッチングサービスなら、中途採用者を求める企業と、新しい仕事を探す求職者の交流があります。この交流を運営がサポートする形です。運営による仲介は、サービスとしての価値が高くなります。
一括問い合わせ型は、利用者が申し込んで見積もりを引き出すタイプです。引っ越しの商材を例にすると、利用者がリクエストをかけ、各業者が引っ越し費用の見積もりを出すサービスです。
メディア広告型は、商品関連のメディアや比較サイトとのセットで作られます。アフィリエイト広告で収益を上げたい方と、広告提供を望む事業者をマッチさせるしくみです。仲介・運用コストが低く済む点が特徴です。
マッチングサービスを活用した事業を検討中でしたら、まずは実現したいサービスにあった最適なモデルを考えることが大切です。
マッチングサービスのアプリやサイトでは、利用者にとって必要な機能を不足なく揃えることが重要です。ここでは、必要な機能を3つの項目にわけて紹介します。
必須機能として、主に以下が挙げられます。
マッチングサービスのシステムを作る場合は、最低でも上記の機能をそろえる必要があります。
マッチングサービスの商材にあわせて、以下の機能をそろえましょう。
上記は、商材の性質によっては必須ではありません。しかし、ユーザーにとっての利便性向上を図るために、必要とされる場合があります。
非機能要件とは、サービスの利用に関わる機能以外の要素を示します。以下が代表例です。
こういった目に見えない機能を充実させることも大切です。非機能要件の充足は、ユーザーにとっての使いやすさにつながります。加えて運営者にとって管理しやすくなる一面もあるのです。
マッチングサービスを活用したビジネスを始めるなら、まずはサービスの種類や必要機能について考えましょう。扱う商材によって、必要機能が違うのも特徴です。
どのような顧客をターゲットとするかを考え、想定ニーズを満たすために必要十分な機能をそろえることが大切です。
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