会社の業務をより効率化させるために、業務システムの導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。
こちらでは、業務システムとはどのようなものか、メリットなどについて解説します。
業務システムは、その名のとおり「業務で使用するシステム」を指します。
顧客管理システム、配送管理システム、従業員の給与計算システムや勤怠管理システムなど、様々なものが業務システムに含まれます。
主に業務の効率化や品質向上のために導入されており、自社の業務内容に合わせたオリジナルのシステムを導入する企業も多いことが特徴です。
業務システムを導入する一番のメリットは、業務の効率化です。データを紙で保管している、計算を手作業で行っている、ExcelやAccessなど複数のアプリを横断する必要があるなど、非効率な作業を行っている企業も多くあるはずです。
専用の業務システムがあれば、それ一つで効率的に作業をこなすことができます。
また、業務システムはデータの管理においても役立ちます。紙でデータを保存している、複数のアプリで保存しているという場合、どれが最新かわからなくなることもあります。しかし、業務システムであれば一元管理できるため、データの整理・管理も容易になるのです。さらに、紙ベースの資料をなくすことで、オフィスのスペース確保にもつながります。
業務システムと似た言葉に「基幹システム」というものがあります。
基幹システムとは、企業活動における情報システムの中で、企業の根幹となるシステムのことです。「基幹システム」という名前のシステムがあるわけではなく、販売管理・在庫管理・財務管理など、基幹システムの中でも様々な分類があります。
そして、業種によっても、どれが基幹システムでどれが業務システムになるかは異なってきます。
業務システムと同じく、基幹システムの導入も業務の効率化という点で大きなメリットがあります。また、基幹システムで複数のシステムを連携し、業務の内容をよりシンプルにすることで、業務を標準化させることもできます。誰でもできる業務にすることで、ベテランと新人の差をなくすことができるのです。
そして、経営状況の可視化もメリットの一つです。在庫・販売・生産・売上といった数値をリアルタイムで見ることができるため、経営状況を一目で把握し、迅速な経営判断につなげることができます。
業務システムと基幹システムは、どちらも企業が業務を行う上で必要なシステムという意味では同じですが、それぞれ異なる特徴があります。
両者の違いを簡単に説明すると、以下のイメージです。
業務システムは、たとえ停止したとしても別の方法で業務を維持することができます。しかし、基幹システムの場合は、停止してしまうと「製造できない」「請求書が作成できない」など、業務そのものが止まってしまうことが特徴です。
業務システムと基幹システムは似た用語ではありますが、違いがあるため混同しないように注意しましょう。
業務システムや基幹システムは、導入することでより業務を効率化させることが可能です。システム開発を実施して自社に合ったシステムを作れば、より業務の負担を軽くすることができます。
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